「・・・・・・パ?」
声が・・・聞こえる。
「どう・・・・・の・・・・?」
暖かい、、、優しい声だ・・・・・・・・ルシ・・・ア・・・・なのか?
あぁ…俺はお前に言わなくてはいけないことがあるんだ。。俺はずっとお前を…
愛して 「・・・パパ!!」
(・・・・・・!!)
がばっ
「・・・・・・・・・夢・・・だったのか。。」
「・・・・?パパどうしたの?怖い夢でも見たの?」
「そうなんだよねー、ラピスちゃん一緒に寝ようよー」
娘にだけは大事な娘にだけは気づかれないようにしないと・・・。
「えー!パパと寝ると狭くなるんだもん!いや!」
「・・・マジで!!?」
そんな愛娘は誰に似たかはっきり物を言う子に育った。
「ふっ・・・・ふーん、別にいいよ!パパ一人で寝ちゃうかんな!」
「うん、お休みなさーい。」
「・・・(ラピス・・・冷たいな!!)」
先日、俺とラピスは此の人間の暮らす世界に来た。
ここの世界は俺の住んでた魔界と違って住みやすい。風景とか
そういうのじゃない。心がだ。自由を感じられる。
その方が、ラピスにもいいと思ったんだ。ラピスは自分が人間だと思ってる。
勿論、ラピスも俺を『人』だと。だから今は此の幸せを此処で…この町で
与えてあげたいんだ。アイツに与えられなかった分、、、。
たくさん、たくさん
ラピスが幸せであるように
そう思いながら再び眠りについた。
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