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202404250246
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200610032240
CATEGORY[遠き思い出]

ただ、その手を掴んでいられたら…

 

 

ただ、愛しいと伝えられていたら

 

 

 

 

 

 

ただ、ただ・・・・傍にいて、近くで笑っていてくれるだけで

 

 

 

 

 

 

・・・・・・よかったんだ。

 

――――   他に望むものは・・・・何もなかった。  ―――― 

 

 

 

 

 

でも、生路っていうのは幸せだけでは成り立たない、そう改めて教えられた気がした。

 

 

 

 

あれから数百年、君の面影は薄れ始めて・・・・それでも、たった一つ

 

 

 

 

 

 

・・・小さな小さな、君の残した面影が・・・消えることなく、俺に君を忘れないようにと

 

 

 

 

 

 

太陽のように、、月の俺に笑いかける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはとても小さいけれど暖かな太陽の温もりを俺に・・・あたえてくれるんだ。

 

 

 

 

 

 

なら月は太陽がずっと輝けるように、、暗闇に消えてしまわないように

 

 

 

太陽キミ  を照らし続けよう

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200610041403
CATEGORY[今、生きてゆく道]

 

 

「・・・・・・パ?

 

 

 

 

声が・・・聞こえる。

 

 

 

 

どう・・・・・の・・・・?

 

 

 

 

暖かい、、、優しい声だ・・・・・・・・ルシ・・・ア・・・・なのか?
あぁ…俺はお前に言わなくてはいけないことがあるんだ。。俺はずっとお前を…

 

愛して 「・・・パパ!!

 

(・・・・・・!!)

がばっ

 

 

「・・・・・・・・・夢・・・だったのか。。」

「・・・・?パパどうしたの?怖い夢でも見たの?」

「そうなんだよねー、ラピスちゃん一緒に寝ようよー」

 

娘にだけは大事な娘にだけは気づかれないようにしないと・・・。

 

「えー!パパと寝ると狭くなるんだもん!いや!」

「・・・マジで!!?」

 

そんな愛娘は誰に似たかはっきり物を言う子に育った。

 

「ふっ・・・・ふーん、別にいいよ!パパ一人で寝ちゃうかんな!」

「うん、お休みなさーい。」

「・・・(ラピス・・・冷たいな!!)」

 

 

先日、俺とラピスは此の人間の暮らす世界に来た。
ここの世界は俺の住んでた魔界と違って住みやすい。風景とか
そういうのじゃない。心がだ。自由を感じられる。

 

その方が、ラピスにもいいと思ったんだ。ラピスは自分が人間だと思ってる。
勿論、ラピスも俺を『人』だと。だから今は此の幸せを此処で…この町で
与えてあげたいんだ。アイツに与えられなかった分、、、。

たくさん、たくさん

 

 

 

ラピスが幸せであるように

 

 

 

 

 

 

そう思いながら再び眠りについた。


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